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Uターン

Uターン移住とは?

Uターン移住とは故郷への移住のこと

Uターン移住とは、文字通り「故郷に移住すること」です。

大学進学や就職などをきっかけに、生まれ育った場所以外で生活していた人が、どこかのタイミングで地元に戻って暮らしていくケースは多いです。

生まれ育った場所に「帰る」ことのメリットは、まず、親や親戚、幼なじみ、友人など、信頼できる人がいることでしょう。住居探しや仕事探しなどの相談にも乗ってもらいやすく、移住に関する初期の不安もかなり解消されます。

慣れ親しんだ故郷が好きで、思い出もある人にとっては、常に頭の中にある選択肢でしょう。

地域にとっても、都会の生活を知る人が“おらがまち”に帰ってくることで、より潤滑で長期的な地域活性化に期待することも多いようです。

Jターン

Jターン移住とは?

Jターン移住とは出身県内の出身地以外の場所に戻る移住のこと

Jターンという言葉は、聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。

これは、出身県に戻るものの、出身地以外の地域を選択する移住のことです。アルファベットの「J」の終わりが、「U」ではなく、違う場所にとどまることから名づけられました。

例えば、こんなケースです。
移住を考えている人の出身地が、新潟県見附市という人口4万人ほどの小さな町。

「新潟には帰りたいけど、普段はもう少し都市部に住みたい」と考えた場合、新潟市という人口80万人を超える県下最大の都市を選ぶこともあるでしょう。

逆に「もっと人口の少ない場所で、自給自足の生活を」という希望で、人口数千人の村への移住を考えるかもしれません。

いずれのケースも「Jターン」と呼ばれています。

Iターン

Iターン移住とは?

Iターン移住とは新しい土地に移住すること

Iターン移住とは、これまで自分が育った場所ではない地域に移り住むことです。

例えば、美しい海と南国の気候が大好きな人が、沖縄を旅するうちに移住を決意したような場合です。

今まで住んだことのない新しい土地で暮らすというIターン移住は、チャレンジングな移住の一つですが、これまでと大きく環境を変えたいと望む場合や、どうしてもその場所でという強い思いがある人など、結果的に移住後はしっかりその土地に馴染めるケースも多いようです。

配偶者地縁

配偶者地縁型移住とは?

配偶者地縁型移住とは配偶者の地元に一緒に移り住むこと

一般的に「配偶者地縁型」は通称「ヨメターン」「ムコターン」などとも呼ばれる移住形態です。もともと別の場所に住んでいた家族が、配偶者の地元に一緒に移り住むことを指します。

もともと「配偶者の出身地」以上の愛着はない場所でも、移住後には、かえって新鮮に映り、配偶者以上に自身や子どもが地域に溶け込んでいくケースもよく聞きます。

うまくいけば、「Uターン移住」の安心感と、「Iターン移住」の新鮮さのどちらも味わえる移住の形なのかもしれません。

多拠点居住

多拠点居住とは?

多拠点居住とは複数の場所に生活拠点を持つライフスタイ

多拠点居住とは、都市と地方を行き来するなど、複数の場所に生活拠点を持つライフスタイルを指します。
いま、最も関心の高まっている移住のスタイルでしょう。

インターネット環境の進化やテレワークの普及に伴い、オフィスと住所が離れていても仕事ができるなど、従来の制約にとらわれずに働くことができる業界・企業が増えており、多拠点居住に関心がある人が増えているのです。

多拠点居住のメリットは何?

メリットを挙げてみましょう。

都会の拠点も残しておける

仕事を新たに作る場所として、企業の数が多い都会での拠点も残しておきたい、と考える人は多いです。都市と地方、いずれの生活の良さを味わえる一方で、費用の問題、移動の手間や各地域コミュニティとの馴染みかたなど、超えるべきハードルもあります。

人間関係が多層的に

都会で知り合う人と、地方で知り合う人は生活も考え方も異なることが多いはずです。都市生活ではどうしても触れ合う人たちが同質な人間関係になりがちです。例えば、大工さん、農家さん、漁師さん、山猟師さんなど、地方に根づく職業人と触れ合えば、人間関係の幅や人生観は変わっていくでしょう。

生活に区切りがつけやすい

拠点を移動・滞在する場合、その目的や、こなすべきタスクを明確になることが多いと聞きます。
その地で人に会う予定を予め決めておく、出発日までにタスクを終わらせる、調理できる食べ物しか買わない、など、メリハリがついた生活になるのかもしれません。

家財道具のほか生活用品一式は揃っているので、身軽に拠点間を移動ができることも、旅とは違うメリットかもしれません。